塾で教えていた時に、中学生を半年で5教科100点UPしてきました。
成績を上げてきた工夫、注意した教え方を家庭でも教えられるように、多くの事例を用いてお届けしたいと思います。
英語の教え方の前に 知っておくべき2つのこと
保護者が学生時代に英語ができなかった場合に、家庭で英語が教えられるのか、不安に思うかもしれません。
しかし、テスト範囲の短い単元の中で、テストで聞かれることはたった2つのことだけなのです。
英語ができる(=学校のテストで点数が取れる)ようになるためには、テストで問われることの2つのことをできるだけ早く正確に答えられるようにすることが重要です。
テストで問われること1つ目:単語の知識(熟語も含む)
テストでできなかった原因が、『単語がわからなかった。』というのが定番です。
例えば
日本文に合う英文になるように( )に適する語を書きなさい。
彼女は私の友達です。
She is ( ) ( ).
彼女は私の友達です。
She is ( ) ( ).
と言う問題。
初めの( )には、「私の」という意味の単語 my を書き、次の( )には、「友達」という意味の単語 friend を書けば正解です。
<正解> She is my friend.
<正解> She is my friend.
ここでよく間違えるのは”friend”のつづりです。所有格:my の使い方も理解できているのかも判断できる問題になります。
今まで、「私の友達」を「friend my」という語順にする、という答案は見たことが無いので、単純に単語の知識を問われている問題になります。
テストで問われること2つ目:文法の知識
テストでできなかった原因は、『順序が違ってた!』か『sを付け忘れた!』と言ったように、語順と使い方の2通り考えられます。
※単語の意味が分かっている前提での原因です。単語がわからなくて語順を間違えてしまうことはよくあります。
例えば
次の( )内の単語を並べ替えて、日本文に合う英文にしなさい。
この少年は誰ですか。
( ? / this / boy / who / is )
この少年は誰ですか。
( ? / this / boy / who / is )
.と言う問題。
Who is this boy ?
が正解です。
気をつけなければならないことは
・疑問文なので、whoが初めにくること
・文の初めの文字を大文字にすること
・「この少年」を「this boy」 で一つのかたまりにまとめられること
・疑問詞に続く文は、普通の疑問文と同じ語順(be動詞+主語の順番)にすること
・疑問文の最後は「?」がくること
になります。
この問題では、「文法」の上記5種類の知識が問われている問題になります。
まとめ
以上、英語ができるようになるためには、テストで問われている2つのことができればよいので、英語に精通していなくても、家庭で教えることができると思います。
<英語に精通していなくてもできること>
・単語の意味を、辞書等で調べること(=単語の知識の確認)
・答えがついている問題集の丸つけ(=文法の知識の確認)
また、「文法」の中で何に注意すべきなのかを家庭でも教えることができるように配信していきます。
ただ、英語の発音を覚えてもらいたい時は、インターネットや教科書ガイドについてくる音源で確認しましょう。
一般家庭で、発音について正確に指摘することは難しいので、音源と似ているかどうかだけを提案する形で良いと思います。
発音きないのは当然ですので、発音に関しては、インターネットで確認するか。
しかし、テストに出題される2点について慣れてしまえば高得点が取れます。
よって、より多くの問題を解き、同じ間違いを減らしていけるように教えて行ければ大丈夫です。
このサイトでは、文法でよく見逃してしまうミスを中心に、英語の教え方について学年別に順次UPしていきます。
家庭で教える際に、または英語をもう一度初めから習ってみたい方に役立てることができれば…と思っています。
そして、高い教育費が少しでも削減できれば幸いです。