全国の割合を考えると、中学受験をしないご家庭の方が多いと思われます。
お受験をしない小学5年生の子供をもつご家庭では、
『中学生になったら何やりたい?』 とか
『中学生になったら勉強をもっと頑張ろうね!』 なんて話はあまりしないと思われます。
また、『行きたい高校はあるの?』 なんて話をするのは中学3年生の受験を意識するようになってからだと思います。
しかし、小学5年生の算数は、高校入試で出される問題とほぼ同じ内容を勉強していることをご存知でしょうか?
高校入試で狙われる”三角形の証明”の合同条件は、小学5年生で習います。
『まだ小学5年生だから。』と言って、テストの結果をないがしろにしていると高校入試で、小5の算数まで戻る可能性があることを認識しておきましょう。
現実に、小5で高校が決まることはありません。
しかし、中3で行きたい高校が決まってから、小5の算数まで戻って勉強することを考えると、小5で高校が決まってしまうというのもあながち言い過ぎではないような気がしています。
時間には限りがあるので、中3で小5まで戻って勉強することがないように、今を大切に過ごしましょう。
小学5年生で習う10個のカテゴリー
学校の授業カリキュラムを考慮し、10個のカテゴリーに分類しました。
1.直方体と立方体の体積
2.小数のかけ算・わり算
3.合同な図形/三角形・四角形の角
4.単位量あたりの大きさ
5.最小公倍数と最大公約数/偶数と奇数
6.分数のたし算・ひき算
7.三角形・四角形の合同と面積
8.比例と変わり方
9.割合とグラフ
10.円と正多角形/角柱・円柱と展開図
2.小数のかけ算・わり算
3.合同な図形/三角形・四角形の角
4.単位量あたりの大きさ
5.最小公倍数と最大公約数/偶数と奇数
6.分数のたし算・ひき算
7.三角形・四角形の合同と面積
8.比例と変わり方
9.割合とグラフ
10.円と正多角形/角柱・円柱と展開図
お住まいの地域、通学している学校により、習う順番は教科書によって異なりますが、小学5年生の1年間に習う内容は同じです。
小学5年生では、段階を踏んで解く問題が増えるため『難しいな。』と思う子供が多くなります。
勉強は、時が経てば経つほど、取り返す時間が余計にかかってしまいます。
間違えた問題は繰り返し解き、子供が解き方を説明できるようになるまで、ひとつ一つ確認しながら進めていきましょう。