『まだできないんじゃないの?』
なんて聞こえてきそうです。
もちろん、中2の2学期以降に習う単元の問題はできません。
しかし、中2の1学期まで習った範囲の問題なら、もう解けるのです。
数学は積み重ねの教科です。
中1の忘れた範囲を思い出すためにも、公立高校の出題傾向にいち早く慣れるためにも、中2の夏から、習った範囲の過去問を解いていきましょう。
(特に東京都・神奈川県の問題は読む量が多いです。日頃読書をしていないお子様は、まずは読むことに慣れましょう)
また、出題されている問題から傾向を知り、自分の子供に合った対策も考えていきましょう。
中3の夏休みでは間に合わないことでも、中2の夏休みの時期ならまだ間に合うことが多いです。
中2の中だるみしやすい中、緊張感を中3まで継続し、行きたい高校を目指して頑張りましょう。
中学2年生で習う6個のカテゴリー
中学2年生で習う内容は、大きく4つに分類できます。
小学校の時に分かれていた ”数” と ”計算” は一つにまとめました。 ”数と計算”、”グラフ”、”図形”以外のカテゴリーとして”確率”を独立させました。
1.単項式と多項式の計算
2.連立方程式
3.一次関数とグラフ
4.同位角・錯角~三角形の合同の証明
5.図形の性質と証明
6.確率
2.連立方程式
3.一次関数とグラフ
4.同位角・錯角~三角形の合同の証明
5.図形の性質と証明
6.確率
中学2年生では、中学1年生で学んだことを発展させた問題を解いていきます。
また、”論理的な思考と記述” が必要な証明問題も加わります。
正解率を上げるため(=テストで点数を取るため)に、類似問題を繰り返し解くことが重要です。
繰り返し解く回数は個人差がありますが、数学が得意でなくても、繰り返し解くことで正解率を上げることができます。
点数を取りたいだけの類似問題を数多くこなして、取りたい点数を取っていきましょう。
勉強は、時が経てば経つほど、取り返す時間が余計にかかってしまいます。
正解率が低い問題は繰り返し解き、間違えた理由を子供に説明してもらいながら進めていきましょう。